純和風建築
今月、7月お引き渡しのK様邸に完成前の確認に行って来ました。
純和風建築の新宅で、特に大工職人と建具職人の技が際立つ造りのお家です。
近年、猫間障子と言っても分からない方もいらっしゃるぐらい住宅の建具に採用される方が少なくなってきました。まだ、耳にされるのは雪見障子という言葉は聞かれた事はある方もおられると思いますが雪見障子は上げ下げ障子付かないモノを言います。
又、障子の組子の種類も様々で、その組子のカタチで部屋の雰囲気も大きく変わります。
壁から柱を見せる真壁工法は日本建築では当たり前でしたが今では柱を壁で隠してしまう真壁工法の方が多くなってきたのではないでしょうか?
純和風の建築は正直、少なくなってきましたが建築工房 ひとと木では、昔から日本で大切にされてきた技法(当たり前だった技法)を後世に伝え続けて行く意味でも造り続けていかなければいけない建物だと考えています。
家(部屋)に入った瞬間、何故か背筋が伸びるのは私だけでしょうか?