久しぶりに、京都の宇治に店を構えておられる永野染色さんに行ってきました。
数年前に、ふらっと宇治に遊びに行った時に大通りから素敵な建物だなと思って路地に入った時に立ち寄ったのがキッカケでお世話になっています。
お客様のカーテンやお店の暖簾などを永野 美和子さんに作って頂いてます。
おかあさんって呼ばしてもらってるんですけど、おかあさんの屈託のない笑顔と染物を通してお客様に喜んで頂きたいという考え方が大好きなんです。
「使って楽しいもの」「使い勝手のよいもの」「お店や家の顔」をテーマに友禅職人として培ってこられた技術も素人の私でも見て感じる事ができます。
ちなみに、お客様の旦那さんは家具職人さんで、今は息子さんにバトンを託されておられるとの事です。
気になる方はホームページをご覧下さい
http://www.ateliernagano.com
今月、7月お引き渡しのK様邸に完成前の確認に行って来ました。
純和風建築の新宅で、特に大工職人と建具職人の技が際立つ造りのお家です。
近年、猫間障子と言っても分からない方もいらっしゃるぐらい住宅の建具に採用される方が少なくなってきました。まだ、耳にされるのは雪見障子という言葉は聞かれた事はある方もおられると思いますが雪見障子は上げ下げ障子付かないモノを言います。
又、障子の組子の種類も様々で、その組子のカタチで部屋の雰囲気も大きく変わります。
壁から柱を見せる真壁工法は日本建築では当たり前でしたが今では柱を壁で隠してしまう真壁工法の方が多くなってきたのではないでしょうか?
純和風の建築は正直、少なくなってきましたが建築工房 ひとと木では、昔から日本で大切にされてきた技法(当たり前だった技法)を後世に伝え続けて行く意味でも造り続けていかなければいけない建物だと考えています。
家(部屋)に入った瞬間、何故か背筋が伸びるのは私だけでしょうか?
草津市矢橋町で現在、料亭 和彩 温様の新店舗を建築させて頂いております。
店主の温水様は平成21年6月23日に現在の店舗で和彩 温を独立開業され、約8年の月日を経て決断された新店舗建築。
自らも、空間設計・コーディネートに加わって頂き、何度も何度も変更を重ねて頂きました。
変更の理由は「星の数程ある食べ物屋がある中、今日は温に行こうと、ご来店を決めて下さり楽しみにして頂いているお客様に新店舗で料理と空間の雰囲気を通して、温かく心まで豊かになって頂けるにはどうすれば良いかを考え抜かれての変更でした」
お客様にお出しする、お料理のカウンターに使う木の材種や色合い、木目感まで自分の目で確認したいと、愛知県の材木屋さんまで一緒に行って頂きもしました。
和彩 温 店主の温水様の「料理は美味しいものだけを提供したい、スタッフ全員で来て頂いたお客様に細かいおもてなしがしたい」という信念と建築工房 ひとと木の仕事人たちが「木造建築を通して、いいモノを造りたい、いいモノを残したい」という信念で完成させる、新店舗 和彩 温が10月には皆様にご披露出来ます。沢山の方のお越しをお待ちしております。
一度、現在の和彩 温様のお店にも行ってみて下さい。ホームページにアクセスして頂きご予約下さい。
www.wasaion.com
まだ、未完成のお家のリビング窓から、ご家族全員で見て頂きました。来年は完成した、お家でゆっくり家族やお友達と見て下さいね。とっても素敵なロケーションでした。
ちなみに、今週末かなぁ❔少しだけ角度が変わっての花火の打ち上げがあるそうです。
家の中から、年に2回も打ち上げ花火が見られるなんて、羨ましいですよね。
玄関ポーチのタイルが貼り上がりました。
色ムラの激しいテラコッタタイルもありますが、このタイルは素焼きでもムラが少ない商品でスタイリッシュな趣を表現するのには絶妙な逸品です。建物全体の雰囲気もお見せしたいのですが、是非、完成見学会(いえびらき)にお越し頂き感じて頂ければと思い勿体ぶらせて頂きます。
第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で審査員特別賞を頂かれました。
私も愛読している著書『日本でいちばん大切にしたい会社』は、あさ出版から刊行された書籍。著者は坂本光司先生。
まさか、あの著者の坂本先生にお出会い出来るとも思っていませんでしたし、大賞にびわこホームさんが選ばれるとも思っていませんでした。
建築工房 ひとと木も地域のお客様に一層、喜んで頂ける企業に成長していかなければ。