和室の床に琉球畳とフローリング笶髏
和室の床に畳とフローリングの組み合わせで施工させて頂きました。
畳は琉球畳を採用して頂きました。
先ず琉球畳は、もともとは沖縄地方で栽培されていた、カヤツリグサ科の「七島イ」(しちとうい)という植物を使用した畳のことを琉球畳と呼んでいた。ちなみに本来の琉球畳には調湿性や防臭・消臭性が高く、一般のイグサと比べて耐用年数が約5倍長い、といった特性があった。また半畳サイズだけでなく、1畳サイズの琉球畳も存在していた。現在、「七島イ」草を栽培しているのは、大分県など一部の地域に限られているのが現状だ。
そして、フローリングはヨーロピアンオークのスプーンカットを施して頂いた材料を採用して頂きました。
ヨーロピアンオークは、ヨーロッパ原産のホワイトオークに深みのある凸凹をつけた「なぐり」加工を施しスプーンで削り取ったかのような丸みのある模様は、従来の和風の「なぐり」とは微妙に違った味わいがあり、流れるようなリズム感があり、素足で歩くと心地よい感触があり癖になります。
この畳とフローリングの組み合わせで視覚的な美しさは勿論。手触り・足触り、無垢のフローリングと畳の独特な匂い等を感じて頂けます。
そして、一緒に写っている障子の事にも触れたいのですが、この障子の事だけをピックアップしてお伝えしたい想いがあるので今日は床にだけスポットをあてさせて頂きます。
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